ゲートキーパー養成研修

レッスン3 イラストの読み上げ用ページ

レッスン3 実際にやってみよう 登場人物

うさじ 言われたことを忠実にこなす基本まじめな性格。最近、周りの環境が変わり、こころも体も疲れを感じている。

ぴよ吉 うさじの友達 近所に住んでいるうさじの幼馴染。うさじとは家族ぐるみの付き合いがあり、一番の仲良し。

うさじじ うさじの父親 うさばば うさじの母親

(1)4つの役割 その1 気づき・声かけ ここのところ、うさじは元気がありません。

オフィスでPCに向かううさじ

うさじ「仕事が辛いなあ。」

デスクから立ち上がりため息をつくうさじ

うさじ「疲れたなぁ……。」

トボトボ帰途につくうさじ

うさじ「……」

布団に入っても眠れないうさじ

うさじ「夜も眠れないし、毎日が憂鬱だなあ。疲れがとれないよ…。」

仕事帰りの公園で、うさじとぴよ吉が二人でブランコに乗っています。 どうやら、うさじの元気がないようです。

うさじとぴよ吉がブランコに乗って、疲れていると訴えるうさじ

うさじ「疲れたなぁ… 、ハァ~…。」

うさじに何か話しているぴよ吉。こんなとき、どう接すると良いと思いますか? ぴよ吉になったつもりで声をかけてみましょう。 吹き出しの中のセリフを考えてから、ページを進めてください。

【答】ぴよ吉の返事

解答例① どうしたのと話すぴよ吉

解答例① ぴよ吉「どうしたの?」

解答例② 良かったら話を聞くよと話すぴよ吉

解答例② ぴよ吉「良かったら話を聞くよ?」

気づきPOINT! 身近な人の悩みのサインに気づいたら、あなたから勇気を出して声をかけましょう。

おさらい 悩みのサインについて、レッスン2で改めて確認してみましょう。

(2)4つの役割 その2 傾聴 ぴよ吉に促され、うさじは重い口を開き始めました。 うさじの言葉に耳を傾けてみましょう。 あなたならどのように対応するか、考えてみましょう。

仕事が上手くいかないと話すうさじ

うさじ「…実はさー… 仕事が上手くいかないんだ…、」

不眠と食欲不振を訴えるうさじ

うさじ「あまり眠れないし、ご飯も食べたくないんだぁ。」

うさじに何か話しているぴよ吉。こんなとき、どう接すると良いと思いますか? ぴよ吉になったつもりで声をかけてみましょう。 吹き出しの中のセリフを考えてから、ページを進めてください。

【答】ぴよ吉の返事

解答例① うんうん、つらいねと同情するぴよ吉

解答例① ぴよ吉「うん、うん…そっかぁ。それは、つらいねえ。」

解答例② 心配していた、一緒に考えようと励ますぴよ吉

解答例② ぴよ吉「元気がないから、心配していたんだよ。どうしたらいいか一緒に考えようよ。」

傾聴POINT! 言葉以外のことも意識して、その人に寄り添いましょう。 表情は?相槌は?声の大きさや話すスピードは?

(3)4つの役割 その3 つなぎ うさじの話を聴いているうちに、ぴよ吉は心配が増してきて、どうしたら良いか悩んでいます。 このあと、あなたならどうしますか?

最近本当につらいと訴えるうさじ

うさじ「僕さぁ…、最近本当につらいんだよ。」
ぴよ吉「……。」

答えに悩むぴよ吉

ぴよ吉「あっ、泣いちゃった。どうしよう。何かできることあるかなあ。」

ぴよ吉は、うさじの家に行くことにしました。

うさばばに挨拶するぴよ吉

うさばば「あら、ぴよ吉君、いらっしゃい。今日はどうしたの?」
ぴよ吉「こんにちは。ちょっと相談が…。」

うさばばに何か話しているぴよ吉。このあとの展開を想像してみましょう。 吹き出しの中のセリフを考えてから、ページを進めてください。

【答】ぴよ吉の話

解答例 うさじの元気がないことが心配とうさばばに伝えるぴよ吉

解答例 ぴよ吉「最近うさじの元気がないのが心配で…、お母さんにも伝えておいた方が良いかなと思ってきたんです。」

つなぎPOINT① 自分一人で相手の悩みを支えることが難しいと思ったら、ぜひ他の人の力も借りてください。

ぴよ吉は、相談窓口の情報を伝えることにしました。

うさじが元気がないと感じていたうさばば

うさばば「私たちも元気ないなぁって思ってたのよぉー」

ぴよ吉がうさばばにこころの絆創膏を渡す

ぴよ吉「ボクもちょっと気になってですね…。これ…良かったら…。」

ぴよ吉は手元にあった相談窓口情報が掲載されている絆創膏をうさばばに見せました。(この「こころの絆創膏」は名古屋市が配布しています)

こころの絆創膏で相談窓口を検索しようかと話すぴよ吉と専門機関に相談しようかと話すうさばば

ぴよ吉「こころの絆創膏ホームページは、悩みに応じた相談窓口を検索できるから見てみよっかな。」
うさばば「早めに専門機関に相談した方が良いかしらね。」

つなぎPOINT② 本人が専門機関への相談を迷っていたら、背中をそっと押してあげてください。

次のような症状を認める場合は、すみやかに専門の相談窓口につなげましょう。 ①うつの症状が見られる ②原因不明の身体の不調が長引く ③酒量が増す ④安全や健康が保てない

⑤仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う ⑥職場や家庭でサポートが得られない ⑦本人にとって価値あるものを失う ⑧重症の身体の病気にかかる ⑨自殺を口にする ⑩自殺未遂におよぶ

つなぎ先について知っておきましょう! ウェブサイト「こころの絆創膏」~きずなでまもるいのちのあかり~ 悩みの種類に応じた約200の相談機関が検索できます。

ウェブサイト「こころの絆創膏」~きずなでまもるいのちのあかり~
https://www.inochi-akari.city.nagoya.jp/(外部リンク)

ウェブサイトこころの絆創膏キャプチャー図とQRコード

相談窓口一覧「ひとりで悩みを抱えていませんか?」 各種相談窓口情報が掲載されているパンフレットです。 各区情報コーナーで配布されているほか、名古屋市公式ウェブサイトからダウンロードできます。

相談窓口一覧「ひとりで悩みを抱えていませんか?」
https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/kenkoinfo/1009444/1009453.html(外部リンク)

相談窓口一覧 「ひとりで悩みを抱えていませんか?」表紙画像

(4)4つの役割 その4 見守り うさじは両親と相談して、 病院に行くことにしました。

病院の予約を取ったうさじ

うさじ「病院の予約が取れたよ。」
ぴよ吉「そっか、予約とれたんだね。」

一人じゃないからねと話しているうさじじと、何かを話しているぴよ吉とうさばば。このあとの展開を想像してみましょう。 吹き出しの中のセリフを考えてから、ページを進めてください。

【答】ぴよ吉とうさばばの返事

解答例 うさじを気にかけているぴよ吉とうさじじ、うさばば

解答例
ぴよ吉「またさ、話聞かせてね。」
うさばば「もし良かったら、一緒についていこうか?」
うさじじ「一人じゃないからね!」

見守りPOINT! 専門の相談窓口につないだ後も、気にかけていることを伝えましょう。

誰かの悩みを一緒に考えること、 ずっと見守り続けることで、 時にあなた自身が疲れることもあるかと思います。

充電中のうさじ

疲れた時は、しっかり休んで、 セルフメンテナンス&エネルギーチャージしましょう。 スポーツ、音楽、旅行、グルメ、おしゃべり… あなたのエネルギーの源はなんですか?

ベンチに座っているうさじとぴよ吉

ぴよ吉「レッスン3修了。ここまで頑張って学習したね。 あとひと息でゲートキーパーだよ!下にある次ボタンを押して、修了テストにチャレンジしてね。 焦らず、ゆっくりいこうね。」